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ふかい峡谷と渓流の美しさが沿線に続く土讃線。「四国のへそ」阿波池田から南方に西日本屈指の秘境大歩危小歩危、さらに徳島と高知の県境を越え、四国一大きい吉野川とその支流の営みが生んだ息を飲むような渓谷美が続きます。 |
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渓谷近くには約1・5kmの遊歩道があり、楓の大木が集まる渓谷や五色の滝など、自然の中で渓谷を満喫できます。四季折々の景色が美しい渓谷です。 |
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200年以上も愛されつづけてきた、ふだん使いの暮らしの器。江戸中期、大洲藩の奉行・加藤三郎兵衛光敏の発案で磁器生産に着手し度重なる失敗を乗り越えてようやく成功。昭和51年には国の伝統的工芸品に指定されました。白磁に藍のシンプルかつモダンな模様と、やや厚手のおちついた趣が魅力。使うほどにしみじみと愛着がわいてくる逸品です。砥部町では絵付けの体験もできます。 |
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200mに及ぶ屏風のような絶壁が、約2kmも連なっています。遊歩道からも千羽海崖が見おろせますが、海岸沿いの南阿波サンラインからも、美しい景色が広がります。 |
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仁淀川上流の山間にひろがる吾川村はアウトドアプレイゾ−ン。標高1541mの中津明神山の斜面には吾川スカイパ−クが整備されており、絶好のパラグライダ−フィ−ルドとして大評判。シ−ズンは4月から11月で、1日体験コ−スなどの教室も開催。休日には各地から多くのフライヤ−が集まり、大空を飛ぶ鳥になった気分でゆんびりと空中遊泳。カラフルなパラシュ−トの花が咲きます。 |
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四国山脈の主峰石鎚山は、標高1982mの西日本最高峰。日本七霊山のひとつにも数えられる山岳信仰の山として知られ、毎年7月1日〜10日に開催されるお山開きは大勢の修験者でにぎわいます。また石鎚山系は動植物の宝庫となっており、めずらしい野鳥や高山植物 との出会いもいっぱい。登山、ハイキング、トレッキング……山頂からのすばらしい眺望 と澄みきった空気が待っています。 |
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祖谷川の上流に架かる長さ45m・幅2m・高さ14mのシラクチカズラで編まれた吊橋。日 本三奇橋のひとつで、国と県の重要有形民俗文化財に指定されています。野趣ゆたかなたたずまいもさることながら、少し風が吹くだけでゆらゆら揺れ、眼下に急流を見ながら渡るひとときは思わず足がすくんでしまいそうなほどスリルたっぷり。現在も昔どおりに3年ごとの架け替えが行われています。 |
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8月12日から4日間行われる徳島市のほか県内各地でくりひろげられる阿波おどり。その魅力を8月の本番以外にも楽しんでもらおうと、阿波おどり会館(平成11年8月オ−プン)では“毎日おどる阿波おどり”を、アスティとくしまでは“毎日曜と祝祭日おどる阿波 おどり”を開催。有名連による実演はもちろん指導も行っており、独特の軽快なリズムにのり本場の醍醐味が体験できます。 |
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徳島の歴史は藍の歴史。約 750年前に美馬郡の僧が京都から手に入れたタデ藍を育て、その葉藍で僧衣を染めたことにはじまるともいわれており、江戸時代には徳島藩主蜂須賀公が特産品として奨励し発展しました。すっきり清楚な風合いとふかい色合いの作品が完成するには、染めとアク抜きを20〜30回ほどくりかえし1か月はかかるといわれるほど。藍染め体験施設もあり楽しく気軽にオリジナル品が作れます。 |
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高松〜徳島を結ぶ特急「うずしお」。列車の旅をより快適に過ごしていただくために車内設備もすみずみまで工夫を凝らした設計がなされています。 |