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300年近い歴史を持つ高知の日曜市は、ヤシ並木の木陰が続く追手筋で開かれています。路上に並ぶ露店は、約650店、長さ1kmにも…。南国の太陽を受けて育った新鮮な野菜やくだもの、そしてお菓子や日用品、雑貨などが所狭しと売られています。南国の人情も行き交う、こころ温かな市です。 |
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日本最後の清流といわれる四万十川に沿った「しまんとグリ−ンライン」土佐大正・江川崎間を、時速30`でコトコト走るトロッコ列車。四万十川の自然の風を肌で感じられます。 |
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海からの風にさやさや揺れ、太陽の光を浴びて銀色にきらきら輝くオリ−ブは、5月末のほんの一週間の間、白い小さな花をつけ、秋になると青い実を枝いっぱいに実らせます。オリ−ブは、香川県の県花、県木に指定されており、オリ−ブ製品は、特産品のひとつになっています。 |
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四季折々の渓谷の美しさと、小川のせせらぎを聞きながらたらいを囲んで手打ちうどんを食べれば、風味も格別。つけ汁には、宮川内谷川に住むジンゾクからだしを取るこだわりが、独特の風味と人気を支えています。 |
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夏の風物詩「内子笹まつり」は、愛媛の祭り50選にも輝き毎年約2万人におよぶ賑わいのあるお祭りだそうです。また、日本全国的にも活動されている七慾まつりは、奈良時代あたりに中国より五節句(ごせっく)の一つとして日本に伝われた様で、以来王朝文化の中に溶け込みつつ恋歌などを保ち、江戸期に入ると七慾祭(旧暦7月7日)として庶民の間で崇敬された伝統的な文化行事になったと言われているようです。 |
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四国で最も西に位置している半島で、原子力発電所も、この周辺にて四国の電力を供給されており、前方の海には瀬戸内海(右)と宇和海(左)と隔たった岬の景色が望まれ、海を渡っ先には大分県の別府湾など見渡せます。 |
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「阿波おどり」といえば徳島を代表する真夏の夜の一大祭典。その歴史は古く、天正年間(1574〜1592年)に徳島城の完成を祝い、町人たちが城内を踊りまわったのが始まりともいわれています。毎年8月12日からの4日間、メイン会場となる桟敷席を設けた7か所の演舞場では、一晩に50をこえる連が次々に登場し乱舞を披露。街は独特のリズムと熱気につつまれます。 |
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エメラルドグリ−ンの海に囲まれ、まさに楽園そのもの的なコメントが掲載されている柏島(かしわじま)。一般的には透明度の高い海といえば沖縄県を連想される方も多いのかもしれませんが、高知県の南西に位置した柏島もダイバ−通の間では有名なスポットだと言われているようです。 |
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200年以上も愛されつづけてきた、ふだん使いの暮らしの器。江戸中期、大洲藩の奉行・加藤三郎兵衛光敏の発案で磁器生産に着手し度重なる失敗を乗り越えてようやく成功。昭和51年には国の伝統的工芸品に指定されました。白磁に藍のシンプルかつモダンな模様と、やや厚手のおちついた趣が魅力。使うほどにしみじみと愛着がわいてくる逸品です。砥部町では絵付けの体験もできます。 |
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日和佐町の東部に位置する大浜海岸は、うみがめの産卵で有名です。5月下旬から8月中旬の夜、どこからともなく波間に現れ、さめざめと泣くような表情で産卵を行います。生態がすべてわかるユニ−クなうみがめ博物館「カレッタ」では、子どもと一緒に大人も自然の偉大さを感じることができるでしょう。 |