くらしを豊かに 香川の家具

さぬきの伝統技術と新しい創造が生みだす香り豊かな家具


伸びる香川の家具
香川県の家具は、婚礼家具を中心に、食器棚、書棚などの棚物。
応接セット、食堂セットなどの足物といわれるもの。あるいは小物
といわれるワゴンやラック類などまで、すべての家具が揃う総合家
具産地を形成しています。
また、天然木の美しさを生かした座卓は全国シェア60%を占め、
もちろん全国第1位です。そして、讃岐本来の漆器技法を駆使した
家具まで、バラエティーに富んだすばらしい家具を全国へ供給して
います。

 

うるおいのある家具

新生活のパートナーとして
欠かすことのできない婚礼
家具、香川県の家具は大衆
価格の使いやすい家具から、
超豪華なセットまで、豊富に
揃っています。

桜材を欧風デザインで仕上げた豪華セット 鎌倉彫に漆を用いて超豪華な製品に仕上げてある
ナラのムク板を使用してモダンなスタイルに センのムク板をたっぷり使用した豪華セット

 

ぬりもの家具の美・・・その美しさは日本の誇り

漆器、正に日本の生活道具に漆塗りは欠かせなく、
その行程は正に手作りであり、当然高価なものになって
くる。しかし使い方次第で、これほど丈夫なものはない。

朱乾漆

朱平目漆塗蒔絵「四季草花」

金箔漆塗蒔絵「四季草花」

 

丹精込めた香川の家具

ひとつひとつの工程を丁寧に、
磨きぬかれたプロの確かな目と
腕で作られる香川県の家具。


1)乾燥

天日と風と適度な湿度のもとで1年間天然乾燥。
それから最新の人工乾燥機に入れ、約2週間、
水蒸気と熱で昼夜乾燥させます。


2)乾燥

無垢板使用の家具の場合は、じっくり寝か
せた厚い板を最新の真空乾燥機を使用し
て乾燥させ、狂いのこないように細心の注
意を払います。


3)木取り

木の性質に合わせて見分け、
家具の部材として、適切に裁
断します。


4)加工

裁断された部材は、専門の技術者が、
一分の狂いもなく、加工し、部材を組
み立てます。


5)組立

各部門で、加工された部品を集めて
組立(仮組)が始まります。この組立は
文字通り”カンと技”が必要で機械では
できません。この仮組の後に機械でプ
レスして本組とします。


6)引き出しの仕込み

加工された引き出しを、本体に
合わせてカンナで調整。長年の
経験と腕がものをいう大事な作
業です。


7)扉のつり込み

加工された扉は、確かな目と腕と技術を
もとに、上下左右、寸分の狂いもなく取り
つけます。

8)仕上げ

組立が終わったらいよいよ塗装です。
ムラ無くていねいに吹き付け塗装をし
ます。最後の仕上げは扉の取手や引
き出しに金具を付け、滑りを良くするた
めにロウを塗って、細かい部分の最終
検査に合格してようやく仕上がります。

香川の家具づくりの特徴

県内の家具メーカーは、日本でも
有数の近代的な機械化された工場
から、腕達者な職人が木材選びから
塗装仕上げまで一貫生産する手作り
工場まで、実に幅広く、多様化する消
費者ニーズに対応しています。

 

県産家具についてお知りになりたい
時は、お気軽にご一報下さい。
香川県家具商工業協同組合
〒760 高松市木太町6区2460−19
電話 0878−62−6044

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