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「春や昔十五万石の城下かな」と正岡子規に詠まれた城下町・松山のシンボル。標高132mの勝山山頂にあって、天守閣からの眺めも素晴らしい。お城の付近一帯は公園になっていて、桜の名所になっています。 |
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室戸阿南海岸国定公園内にある四国最東竹の岬。毎年5月〜7月には、アカウミガメが産卵のために上陸することで有名です。最突竹には六角形の白亜の灯台があり、遊歩道も整備されているので散策にもぴったり。東の沖合には、棚子島や伊島など亜熱帯植物がおい茂る島々を一望。まさに、ありのままの自然の素晴らしさを実感。各島は、フィッシングポイントとして知られ磯釣りが楽しめます。 |
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300年近い歴史を持つ高知の日曜市は、ヤシ並木の木陰が続く追手筋で開かれています。路上に並ぶ露店は、約650店、長さ1kmにも…。南国の太陽を受けて育った新鮮な野菜やくだもの、そしてお菓子や日用品、雑貨などが所狭しと売られています。南国の人情も行き交う、こころ温かな市です。 |
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明治の貿易商・河内寅次郎が、京都の桂離宮を参考に構想10年、建築に4年を費やして造った山荘。数奇を凝らした名建築で、庭には石積方式の中に銘石を配し、カエデや桜の老樹も見られます。桜の季節がお勧め。 |
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阿讃山脈を分け入る柞田川上流に建設された「豊稔池堰堤」。長い年月に風雨がさらされていた堰堤は、中世ヨ−ロッパの古城も感じさせられる威容と風格をも備え、見事、四季折々にとけ込ませているような景観が観られることだと思えます。堤長145.5m、堤高30.4mのコンクリ−ト造溜池堰堤には、両竹部は重力式で中央部あたりにはア−チ5個と6個の扶壁(ふへき|バットレス)となるマルチプルア−チ式が、先駆的で希少な構造の形式が農業土木史上価値も高く、また、昭和前期における堰堤建設の技術的で達成度においても高く示され、平成18年12月19日(2006年)には重要文化財(建造物)として指定されたようです。 |
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緑の紫雲山を借景に6つの池と13の築山を配した江戸時代の大名庭園。国指定の特別名勝。南湖の西のほとりには、江戸時代の初期に生駒家によって建てられたといわれる清楚なたたずまいの茶室「掬月亭」があります。そして、この亭の庭先には、徳川11代将軍家斉公ゆかりの銘松「根上り五葉松」が根を地上1m余も露出させ、見事な枝ぶりとともに風趣あふれる景観をみせています。 |
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“うだつ”とは2階部分の隣家との境に防火などの目的でつくられた袖壁のことで、江戸時代の藍商家など白壁漆喰に昔ながらの面影を残す情緒あふれるアンティ−クストリ−ト。約400m続く町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、歴史散策や文化探訪にぴったり。うだつの設置には相当の建築費を要したことから“うだつがあがら ない”の語源ともいわれています。 |
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足摺岬の西にあり海の神秘とロマンが体験できる壮大な景勝地。何本もの巨大な竹がのびているような大竹小竹、恐竜の化石さながらの竜の骨、頭上にかかる天の架け橋……風と波と歳月がつくりあげた不思議な景観が連続し、まるで地質博物館。竜串海中公園をひとめぐりする海中展望船やグラスボ−トも就航しており、サンゴ礁の間に熱帯魚が遊ぶ光 景をダイビング気分で楽しめます。 |
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龍頭岬と龍王岬との間にひろがる約1キロメ−トルの弓状の浜。緑ゆたかな松林と五色の小石、そして紺碧の太平洋とのコントラストが美しい観光ポイントとなっています。また、月の名所としても知られ、毎年中秋の名月の夜に鑑月会を開催。坂本龍馬の銅像の建つ龍頭岬からは荒波がうちよせる雄大な風景を満喫できるほか、周辺には博物館や水族館、闘犬センタ −や周遊道なども整備されています。 |
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シロクチカズラで編まれたかずら橋は、祖谷渓の上流に架かり、長さ45m、幅2m、水面からの高さ14mのところに両岸の大木につながれています。国の重要民俗文化財で、3年ごとに架けかえられます。対岸のびわの滝も見逃せません。 |